五根九土のうち、体をつくる基礎である根となるのが五臓です。
五臓は私たちの命が産み出された時から、日々体を動かすために24時間365日何も発することもなく、休まずに働き続けています。その五臓を、季節や24時間に合わせた方法で労り、ケアをすることで、「まだ体感に現れていない未病の予防」、「すでに出てしまった不調を改善に導く」養生方法が『臓活』です。
季節、24時間内で養生させた方がよい臓器は変わります。イライラ、恐怖心、憂う心などの「感情の変動」を引き起こす臓器の疲れ、目・鼻・耳に現れる不調は五臓のどことつながりがあるのかなど、五臓との関係を知ることが臓活への第一歩。臓活を日々の生活の一部として活用することにより、一生の五臓養生が可能となります。